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天草大王
要予約》

 

丸鶏(13s前後)\5,000前後(量り売り)

≪内容≫

もも身2枚・むね身2枚・ささ身2
手羽先2本・手羽元2本・鶏ガラ

【地方発送承ります】

・早目のご注文をお願い致します。

・完全予約制です。必ず、お問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 


  

かつて、熊本には「天草大王」という我が国最大級の鶏(雄のもので背丈90cm、体重約7kg)が飼育され、「博多の水炊き」用として、たいへん珍重されていました。
「天草大王」とはどのような鶏であったか、大正時代の文献には、「明治中期頃中国から輸入されたランシャン種を基に天草地方において肉用に適するように極めて大型の品種に改良されたもの」と記述され、飼育地名と大きさから「天草大王」と呼ばれました。
しかし、不況になった昭和時代には「博多水炊き」の需要が落ち込んだため、次第に飼養羽数が減少して昭和初期頃に絶滅してしまいました。
そこで、熊本県農業研究センター(菊池郡合志町)では、文献や写真、当時描かれた油絵などを基に、1992年から「狼山(ランシャン)種」に「大しゃも」、「熊本コーチン」を交配し、特に発育と羽色に重点を置いて選抜交配を繰り返し、10年の歳月をかけて半世紀ぶりに復元することができました。

2005.03.15地鶏の証、特定JAS規格を承認されました。